遺言書作成の流れと完成までの期間について
公正証書が完成する迄に要する期間について良く質問を受けます。
初回無料相談から完成までの流れを記載します。
【初回無料相談】電話やホームページの予約フォームから予約を入れてください。
相談者様との初顔合わせ(緊張されておられるケースが多いですが、大切な財産に関する事です。1時間の枠を取っておりますので、納得のいくまで遠慮なくご質問ください。)
初回の打ち合わせで一通りの概要・遺言に関する想いを伺います。
遺言書作成に関する、大まかな流れを説明します。
お見積りを提示します。
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見積りにご承諾頂ける場合、着手金を入金頂き業務に着手します。
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遺言者の相続人を確認する為、戸籍と住民票を当方が代理で取得します。
また、財産内容を確認する為、預金通帳や株式などの証券、不動産の評価証明を準備してもらいます。最新の不動産登記簿は当方が代理で取得します。
資料が準備できた段階で、遺言書の原案を当方で作成し、第二回目の打合せを行います。
遺言書の内容、作成に至る経緯、財産の配分状況に応じ、付言事項及び遺言執行者についてもご提案致します。
【ここ迄、初回無料相談から概ね2週間程度です。】
二回目の打合せで、当方が作成した遺言書案の内容を説明します。
遺言者(遺言をするご本人様)が望む遺言の内容になっているか、一度持ち帰って頂き、検討してもらいます。
第三回目の打合せで、遺言書案に関するご意見を伺います。修正、変更等のご要望をお申し出ください。(文章の雰囲気が少し違うなど、気になる点は何なりとお申し出ください。遺言書は、自分が亡くなった後に相続人が見る事になる大切な書面です。)
修正・変更を経て、公証役場に提出する原案が完成します。
【ここ迄、初回無料相談から概ね3週間から一か月です。】
遺言者の遺言書案と戸籍、財産に関する資料を公証役場に送付します。
公証人と打ち合わせをおこない、遺言書作成に至る経緯や想いを伝え、遺言書の公証役場案を作成してもらいます。(遺言者が作成した案が公正証書の形式に書き換わりますが、内容が変わることは有りません。)
合わせて、公証役場に支払う手数料についても、見積もりを出してもらいます。
第四回目の打合せで、遺言書の公証役場案の内容と公証役場手数料の見積もりを当方から説明します。
遺言内容に問題が無いようでしたら、遺言書作成日の予約を取ります。
公正証書遺言は、証人2名が必要になります。法令で定める人(近親者)は証人になれない為、依頼できる方に心当たりがない場合、当事務所にて証人を引き受けます。
【ここ迄、初回無料相談から一月半から二か月です。】
公証役場の予約は、時間や曜日を選ばなければ、早ければ半月先に入れる事が出来ます。
お仕事などで、曜日や時間が限定される場合、一月先になってしまう場合もあります。
予約確定後、公証役場で遺言書を作成に臨む際の注意点等をご説明します。
(年間10件以上の公正証書を作成しており、万全なサポートを致します。)
予約日当日、車の運転に不安が有る場合、当事務所に集合していただき、当事務所の車で公証役場迄ご案内します。安心して、公正証書作成に臨んでください。
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ここ迄の流れを読んでいただき、有難うございました。
初回の無料相談から概ね3か月程度で、公正証書の遺言書が完成します。
病床に付し、余命に限りが有るケース等は、急ぎ扱いの対応も可能です。
その場合、打ち合わせの回数を減らし、当方からご自宅や、病院、施設に伺う出張サービスも可能です。
過去に最短で、初回無料相談日の翌月に公証役場の予約を入れたケースもございます。
遺言者様のご事情に応じて、出来る範囲の対応をさせていただいております。
難しいと思われるケースでも諦めず、ご相談ください。解決方法を一緒に考えましょう。
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